僕が精神科医になりたい理由①
こんばんは!
わいけーです。
今日は、僕が何故、数ある診療科の中で、精神科という科の医者になりたいのかということについて綴っていきたいと思います。
まずは、僕が医師になろう、医学部に行こうと思った理由について述べていきましょう。
僕は母は歯科医師なのですが、もともとは僕は歯医者さんになって母の歯科医院を継ごうと思っていました。(というより、祖父母や父もそのつもりで僕を育てていました。僕もぼんやりと自分も歯医者さんになるんだろうなと思っていたわけです。)
さらに実家が歯科医院で、近隣の医科の開業医の先生や総合病院とも提携していたり、母の友人にも医師・歯科医師が多かったため、子供のころから、周りの大人が医療関係者が多い環境で育ちました。そういう環境からか、小さいころから何となく、医の道に進むのであろうことは自然と考えていたのです。
しかし、中学生に入り、少しして僕はある病気に罹ることになります。これが、僕が歯科医師ではなく、医師を志したきっかけとなる出来事でした。
僕は、自慢になりませんが、子供のころからそんなに身体が強い方ではありませんでした。幼少の頃は、熱性けいれんで救急搬送されたこともしばしばだったとか。小学校時代に入ってからも、アレルギー性鼻炎や習慣性扁桃炎、慢性副鼻腔炎などの疾患を抱え、直接死に至る病気ではありませんが、熱を出しやすかったり、身体が常に怠かったりと、体調の優れる日というのはあまり無かったのです。
そんなこんなで、僕は中学受験を経て中学生になるわけですが、キラッキラの中学生活が待っているかと思いきや、入学して数か月後、思いもよらぬ病気に罹ることになったのです。
その病気は、突然僕を襲いました。
ある日、学校に行こうとした時のこと、足が震えて動かなくなったのです。そして脱力感と冷や汗、過呼吸が起こり、その場で倒れこんでしまいました。その日は、学校を休み、家で安静にしていた記憶があります。その状況は何度も続きました。また、その日から、自分が朝起きるのが異常につらいこと、常に頭痛の症状があることに気付きました。
どうしようもなかった僕は、近所のかかりつけの小児科を訪ね、診察を受け総合病院に紹介状を書いてもらい、専門の先生に診察を受けることになったのです。
しかしながら、神経学的所見に異常なし、血液検査も異常はありませんでした。ただし、起立性低血圧という、急に立ち上がった時に血圧が上がらず、立ち眩みを起こす傾向があったということだけはわかりました。
しかしながら、これだけ、身体に不調を来しているのにも関わらず、何の病気も無いのはおかしい。精神的なものかもしれないとのことで、小児の神経を専門としてい女医さんが、臨床心理士さんによるカウンセリングを受けるように手配してくれたのですが・・・。特にカウンセリング上は問題がなかったのです。(というより、僕はこの時、素直に自分の辛さや弱さを口にすることを躊躇っていたのです。思春期真っ盛りで、本当は悩みはたくさん抱えていたのに、そういう自分を認められなかったのかもしれません。)
そして出た診断名は
中学生の僕には、聞きなれない病気の名前でした。
今思えば、これが僕が医師を目指すことになる第一章でした。
つづく
*結構長めにこのシリーズ続きます(笑)
わいけー